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「河伯洞」は河童の棲む家という意味で、
火野葦平(本名:玉井勝則1906〜1960)が
河童をこよなく愛したことから名付けられたものです。
葦平はこの河童洞で昭和15年(34歳)〜
昭和35年(53歳)までの大半を過ごし、
代表作の1つ「花と龍」をはじめとして
絶筆となった「真珠と蛮人」までの数多くの
文学作品を生み出したのです。 |
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「河伯洞」は、父・玉井金五郎が息子、
葦平のためにとその印税によって建てたものです。
葦平は、戦地での戦友達の苦労への思いから、
後々もこのことを負担に感じていたといいます。 |
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額の上の字が ひのあしへい に成っていますね。
遊び心も有ったようです。 |
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葦平文学が世に知られたのは、昭和13年「糞尿譚」で
第6回芥川賞を受賞したことにより、
一地方作家から全国的な作家となったことによるものです。
映画のスチ−ル写真 主演は伴淳三郎
続けて世に送り出した「麦と兵隊」「土と兵隊」「花と兵隊」
兵隊三部作でベストセラ−作家になったのです。 |
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